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肩 腰 首（ムチウチ） 裁判
後遺障害14級を獲得、訴訟提起を行い３２５万円で和解をした件
国道を自家用普通自動車で走行中、後方から大型貨物自動車が追突された事案です。ご本人が保険会社と交渉していましたが、当初の提示金額が低額であり、示談金額が正当なものか疑問に感じたため、弁護士に相談されました。
- 傷病名
- 頚椎捻挫、腰部挫傷
- 後遺障害
- 併合14級
- 提示額
50万円
弁護士介入後
325万円（＋275万円）
事故の概要・ご相談内容
国道を普通自動車で走行中、後方から大型貨物自動車が追突された事案です。事故後、ご本人が保険会社と交渉していましたが、提示金額は50万円と低額であり、示談金額が正当なものか疑問に感じたため弁護士に相談されました。弁護士に依頼することになり、弁護士により調査を行ったところ、レントゲン画像に異常所見があることが判明したため、後遺障害の認定手続を行うとともに、示談交渉・訴訟手続を行うことになりました。
弁護内容について
普通自動車に後方から大型貨物自動車が追突した大事故であり、ご依頼者様の治療期間は約6ヶ月と長期にわたりました。またレントゲン画像を見ると頚椎に狭小化等に異常所見が認められました。そこで被害者請求手続にて後遺障害認定手続を行い、後遺障害等級14級を獲得、自賠責保険から75万円の一時金の支払いがなされました。その後、示談交渉を行っていましたが、保険会社側は低い金額での提示しか応じないため、訴訟提起を行いました。保険会社側は、休業損害、通院期間等を主に争ってきましたが、主張・立証を行ったところ、裁判所から既払い額を除く325万円での金額の和解案があり、和解することとして、解決しました。
担当弁護士のコメント
保険会社からの示談金が正当なものか、まずは弁護士に相談下さい
本件は保険会社から傷害部分についてのみ金額の提示があった件ですが、提示金額に疑問を感じ、弁護士に相談された件です。レントゲン画像をみると異常所見があることから後遺障害認定手続を行い、後遺障害等級14級を獲得することができ、後遺障害部分についての損害（逸失利益・後遺障害慰謝料）についても請求を行うことができました。保険会社からの提示は必ずしも適正なものでないことがあります。また後遺障害が認められ、その部分についての損害（逸失利益・後遺障害慰謝料）が別途請求できる場合もありますので、安易に示談を行わず、弁護士に相談して下さい。