非器質性精神障害で１２級１３号が認められた件

弁護内容について

弁護士の受任後すぐに、担当医から意見書を取付け提出することで、一括対応の終了を主張していた相手方保険会社から一括対応の延長を得ることができました。
また、当初の後遺障害の認定手続では、頚部の運動障害や頭痛の症状を訴えましたが、非該当の結果が出てしまいました。但し、担当医からは、頭痛等の症状は、事故のショックによる非器質性精神障害(ストレス性障害)との診断を受けていたため、専門クリニックからも非器質性精神障害について後遺障害が残存しているとして意見書を取付け、異議申立を行いました。
また異議申立手続においては、上記の意見書のほか、ご家族やご本人のご協力を得て、具体的な日常生活状況報告書を作成し、症状を詳細に説明しました。
その結果、１２級１３号を獲得し、その後示談交渉を行い、自賠責保険からの支払（２２４万円）や治療費等の既払い額のほか、３４０万円で和解を行いました。