中枢神経の障害で併合12級を獲得、340万円で示談した事例
道路の路側帯を歩行していたところ、後方からきた車両に衝突された交通事故の事案です。症状固定後、後遺障害の認定手続を行ったところ併合12級を獲得、その後保険会社と示談交渉を行い、賠償額を増額させて340万円を支払う内容で示談をしました。
- 傷病名
- 脳挫傷
- 後遺障害
- 併合12級
事故の概要・ご相談内容
道路の路側帯を歩行していたところ、後方からきた車両に衝突され転倒したという交通事故で負傷されました。事故当初からご相談を受け、保険会社との示談交渉、後遺障害の認定手続についてご依頼を受けました。入院の後、約5ヶ月間治療後、症状固定となり、当事務所で後遺障害認定手続を行ったところ、中枢神経、神経系統の障害について「局部に頑固な神経症状を残す」ものとして後遺障害12級を獲得、その後保険会社との示談交渉を行いました。
弁護内容について
事故当初から後遺障害の等級の認定手続、保険会社の示談交渉について依頼を受けました。被害者認定手続で後遺障害等級12級を獲得、自賠責保険から共済金として224万円が支払われました。その後、当事務所において損害額を算定した後、示談交渉を行い、通院慰謝料や後遺障害慰謝料、逸失利益について上乗せ交渉を行い、最終的に既払い金を除くほか340万円で和解をしました。
担当弁護士のコメント
事故当初から依頼をいただくと、スムーズに後遺障害の認定手続、示談交渉をすることができます。
歩行中、後方から自動車に衝突され転倒され、頭部を強く打つ重傷を負いました。奇跡的に回復されましたが、神経障害が残存したため、後遺障害の認定手続をさせていただきました。また事故当初は入院されていたため、保険会社との交渉は当事務所が窓口になり、治療に専念していただきました。そして症状固定となったところでスムーズに後遺障害の認定手続に移行し、後遺障害等級を獲得後、早期に示談交渉を進めることができました。